海外安全対策 イラク北部でテロリスト逃亡 爆弾は簡単に作れるのか

 イラク北部で実施している軍事作戦により、テロリストが手製の爆弾に使用される弾薬を残して逃亡したことがわかったとここと。

 テロリストや爆弾と聞くと、日本で暮らしている我々にとって、全く関わりのないもののような気がすると思うが、実は、日本国内で手製爆弾を作るのはそんなに難しくはない。

 爆発物作成を指南するブログではないので、作成方法の詳細などは記載しないが、農業用の肥料など普通のホームセンターに売っているようなものを使用して爆薬を作ることが可能である。

 途上国でも農業用肥料は簡単に入手することができることから、世界中で頻発している爆破テロを実行することは、そんなに難しいことではないのである。

 海外に渡航する際は、爆発物は身近なもので作れる、どこにでもあるものという感覚を持っていた方が良いであろう。

 不審物には、近づかない、触らない、踏まない、蹴飛ばさないが基本である。

 こんなこと、当たり前と思っているかもしれませんが、実際に不審物があると開封してみたり、棒で突っついてみたりする人も少なくないので、注意しましょう。 

 

以下引用

【テロ掃討】 攻撃準備中だったテロリストが軍事作戦により逃亡

トルコ軍がイラク北部のハクルク地域で実施している軍事作戦で、攻撃準備をしていたことが判明したテロリストらが、隠れていたアジトで手製爆発物作製に使用される大量の弾薬を残して逃亡したことが確認された。

国防省から行われた発表によると、治安部隊がイラク北部のハクルク地域で軍事作戦を実施した。

確認されたアジトで、分離主義テロ組織PKKのテロリストが所有していたおよそ400個の弾薬、医薬品、手製爆発物装置の準備用ケーブル、10袋の肥料、仕掛け準備ができている手製爆発物装置、3台の無線、バッテリー、充電器、大砲発射コード1本と銅線1本が押収された。

テロリストらが手製爆発物による攻撃準備を準備していた可能性があるものの、治安部隊が地域で軍事作戦を実施したため、物資を残して逃亡したことが確認された。

 

(2019年2月13日)

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